大学の学部選びは慎重に

このブログの中でもぼちぼち人気なのが,

yukimura-physics.hatenablog.com

の記事です!

 

ところで,この記事に辿り着いた検索ワードで気になったのが「理学部 後悔」

 

自分の周りにもそういうことつぶやいている人は少なくないので,なんとなく気持ちは分かります。

理学部に限りませんが,大学の学部はイメージと中身が違うことが多々あります。

私も全て知っているわけではありませんが,これまでの経験から注意したほうがよいものについて補足しておきましょう。

 

 

①理学部

これは上に紹介した記事でも取り上げていますが,「高校の時にその科目が得意だったから」という理由で選ぶと痛い目を見ます。

 

なぜか?

高校までの科目のイメージとまるでかけ離れているからです!

 

【数学科】

数学をやります。ただし!学問としての数学は高校までのそれとはまるで違います。

高校までのは算数だったのかな?と思ってしまうほど。

たとえば高校ではいろいろな定理を使って問題を解きますが,大学では「なぜその定理が成り立つのか」あるいは「どういう条件の下で成り立つのか」に主眼が置かれます。

イメージが欲しい人は,大きい本屋の数学書コーナーで適当な本をパラパラめくってみてください。

それで興味が持てそうならどうぞ。

 

【物理学科】

高校の物理をやっていて「けっこう数学使うなー」と思っている人は甘いです。

三角関数や微分積分どころではなく,それ以上に高度な数学を使うし,何ならほぼ数学です(笑)

数学そのものにも興味が無いと勉強は厳しいかな…

 

【化学科】

高校だと「化学得意だけど物理は苦手!」という人は案外多いですよね。しかし大学の化学は化学反応や化学結合を物理法則に基づいて理解しようとします。

つまり,物理(量子力学)がからっきしだとキツいです。あと研究室のブラック率高い

 

【生物学科】

ごめんなさい! 生物はよく知らない(~_~)

ただ,物理学科では数学が必要で,化学科では物理が必要だということを考えると,生物学科では化学が必要なのでは? 分子生物学とか。

 

ところで理学部に属す学問は「自然科学」と呼ばれます。

自然科学という名称から「環境・自然保護」を思い浮かべてまちがえて入学してしまった人も実際に知っています。

気をつけましょう。

 

 

②経済学部

文系の進学先としてよく聞きますが,何をするのか分かって選んでるの?と言いたくなる。 

経済学はかなり数学を使います。

どれくらいかというと,経済学の講義の後の消し忘れた黒板を見て,「ああ,数学の講義だったのか」と勘違いしてしまうほど。(実話)

数学Ⅲをやらないで経済学部行くのってどうなんでしょう?

 

③心理学部

イメージと違う率第1位(だと思ってる)に輝くのは心理学部!

これは本当に要注意です。

雑誌やテレビ番組でよく見る「心理テスト」のイメージで入学するとかなりギャップがあると思います。

(それで辞めたという人も聞いたことがある)

 

私自身も教職課程で講義をとったことがありますが,まぁクソつまんない(個人的な感想。スミマセン。)

とにかく要注意です。

 

心理学とは何をする学問なのかをちゃんと調べて,できればオープンキャンパスなどで体験講義も受けて,納得した上で選びましょう。

 

後悔のない進路選択を 

おそらく他にも要注意学部はあるでしょうが,とりあえずメジャーどころを挙げてみました。(何か思いついたら追記するかも)

 

いずれにせよ自分の行きたい学部については,勝手にイメージを膨らませるのではなく,実際に本やネットで調べてみることが重要です。

後悔のない進路選択をしましょうね!!