波のグラフ 〜y-tグラフ〜

では前回の続きです!

波のグラフを書くために,2つある変数 xのうち1つを固定してしまおう! というお話でした。

そして前回は実際に時刻 を固定してと のグラフを書きました。

 

しかし!!

固定する変数は じゃなくてもいいわけで,の方を固定したらグラフはどうなるんだ,というのが今回のテーマです。

 

 

y-tグラフの意味  

動く波に対して,「 を固定する」というのは「波の写真を撮ること」でした。

では,「xを固定する」とは一体何を指すのでしょうか?

 

ロープを揺らしてできる波を例にとると,の値は,ロープの各点を表しています。

f:id:ph-km86-ma:20180217160422p:plain

つまり「xを固定する」というのは,「ロープの中のある一点の動きだけを追え」ということになります。

 

たとえば,x=5でのy-tグラフを書けと言われたら,ロープのx=5の地点に印をつけて,その印の動きを追えばいいのです。

つけた印が時間とともに上下する様子をグラフにしたものがy-tグラフです。

(このグラフが,波の形を表しているわけではないことに注意!)

 

 

波のグラフの注意点 

これで2種類のグラフが出揃ったわけですが,読み取る上で気をつけてほしいことがあります。

それは,それぞれのグラフの形です。

なんと! y-xグラフもy-tグラフもともに正弦波の形になっています!!

つまり,グラフの形を見ただけでは,どちらのグラフなのか区別できません。

波のグラフが出てきたら,必ず横軸が何なのか確認するクセをつけましょう!

 

今回のまとめノート

f:id:ph-km86-ma:20180217162814p:plain

次回予告 

次回は2つのグラフの違いに注意して,その読み取りに挑戦しましょう! 

www.yukimura-physics.com